テクニカルターム/専門用語は
特別な活動やグループの技術用語 または特徴的な慣用句です
ジャンル内で特定の意味を持たせ/定義した用語で
これによりコミュニケーションの効率性や精度を 高めることができます
Technical Terms of Drone
テクニカルターム
Vv
Vibrating Structure Gyroscope
振動型ジャイロスコープ
こまのような回転のかわりに棒やリングの振動を用いた方式である
振動する物体に加わるコリオリの力から角速度を検出する
回転型のようなモーターやベアリングなどの複数の部品を必要としないため信頼性が高い
自動車の横滑り防止機構/カメラの手ぶれ補正機構/カーナビゲーション/スマートフォン/ゲーム機 などに用いられている
構造上 小型化/大量生産 に適しており MEMSによって搭載される事例が拡大しつつある
構造の種類
音叉型
音片/横振動細棒/ビーム 型
リング型
プレート型
駆動方式
静電引力 逆圧電効果 電磁力検出方式
電磁型 - 磁束を横切る回路に発生する誘起起電力によって検出する
光学式
VTX/Video Transmitter
ドローンの映像を送信する機能
アナログ方式では最大解像度が 640×480のアナログ映像になる
FPVカメラとフライトコントローラーの間につなぎ FPVゴーグルなどに映像を送信する機能をもつ
マイクロドローンなどでは AIO/オールインワン のカメラとVTXが一体化したものもある
デジタル方式はノイズが極めて少ないクリアな視界が確保できますが 通常のアナログFPVゴーグルでは見ることができません
デジタルFPVシステム専用のVTXとゴーグルが必要になります
デジタルVTXシステムにおいては カメラとVTXを合わせて"Air Unit"と呼ぶこともあります
現在市販されている4種類のデジタルFPVシステムは相互に互換性はないので それぞれ専用のVTXとゴーグルまたは受信モジュールが必要
Walksnail Avatar HD
2022年秋登場
DJI FPV Air Unit の互換製品を開発した Caddx社 による製品で 使用周波数など 仕様の多くが DJI FPV Air Unit と類似しています
ゴーグルに表示するライブ画像の解像度は
1080P/60fps
720P/120fps
720P/60fps
から選べます
信号強度や距離に応じて画面更新速度が変わる可変レイテンシで 最大フレームレートは720P/120fpsです
通信ビットレートは25.0Mbps
FCCに於いては50.0Mbpsが選べますが 使用可能なチャンネルが減少します VTXの出力は最大
1200mW(FCC)
700mW(CE/SRRC)
350mW(MIC)
VTXには録画機能を搭載し 録画解像度は 4K/1080p/720p
ただし4K録画が可能なVTXは限られています
録画可能容量は32GB/1080pで約80分 または 8GB/約20分
microSDカードスロットを搭載したVTXでは最大256GBの記録が可能です ゴーグルにはDVR機能を搭載し 720P/60fpsで録画できます
VTXもDVR機能も Armすると自動的に録画が始まり Disarmすると録画が停止します
Betaflight OSDをフルサポートし スティックでOSDメニューが操作できます
ただしOSD画面はDVRビデオには録画されません
使用前にはVTXとゴーグルのバインド/リンク 操作が必要です。
ゴーグルとVTXのバインド方法
VTXの電源を投入すると LEDが緑色に点滅します
そこでVTXのLINKボタンを押すと LEDが赤色に点灯します
つづいてゴーグルのLINKボタンを押すと 数秒でバインド/リンク されます。VTXのLEDが緑色に点灯すればバインド完了です
VTXの使用周波数は DJI FPV Air Unit と同じです
HDZero/Shark Byte
2022年春登場
2019年秋に Divimath,Inc.によって開発され Fat Shark社 によって当初「Byte Frost」のちに「Shark Byteシリーズ」の名前で販売されていたデジタルFPVシステムです
2022年春にFat Shark社が取り扱いを終了し Divimath社自身がHDZeroの名称で直接販売するようになりました
Divimath社はHDZeroの仕様をオープンソース化することを予定しています
そうすれば多くのメーカーから互換商品が登場する可能性があります
一般的なデジタルビデオ通信では 受信信号が一定以下に弱くなると突然画面が見えなくなりますが HDZeroでは アナログ方式のように 電波強度に応じて徐々にノイズが増えていきます
このため ドローンの飛行距離が電波到達の限界に近づくと パイロットがそれに気づくことができます
ゴーグルに表示するライブ画像の解像度は 720P/60fpsです
また 信号強度や距離に関係なくレイテンシは固定です
Betaflight OSDをフルサポートし スティックでOSDメニューが操作できます
VTXの出力は最大1000mW
また
LP_Mode/Low power mode/出力25mW
PIT_Mode/出力OFF/1mW/0mW/Armするまで電源OFF
OFFSET_25mW/25mW以下の指定出力を設定/イベント向け
を選択することもできます
しかし録画機能を搭載したVTXはまだ発売されていません
ゴーグルにはDVR機能を搭載し 解像度は720P/60fps 最大32GBのFAT32形式microSDカードをサポートします
DVR機能は ビデオ信号を検知すると自動的に録画開始します
DVR録画ファイルにはTS形式/18Mbps または MOV形式/12Mbps が指定可能です
ゴーグルには RTC/Real Time Clock も搭載しており DVR機能で録画した動画には録画日時情報が付加されます
また 受信機+ゴーグル にはマイクを搭載しており DVR録画ビデオにはパイロットの周囲の音声が記録されます
ゴーグルとVTXのファームウェアは頻繁にアップデートされており 使用前に最新にバージョンアップすることをお勧めします
ゴーグルとVTXのバインド方法
データー転送にはアナログ F/R バンド が使用されます
ゴーグルは受信のみで送信は行わないので VTXとゴーグルのバインド操作は不要です
VTXとゴーグル双方で同じバンドとチャンネルを選択するだけで ビデオを受信することができます
アナログFPVゴーグル同様 複数のHDZero互換ゴーグルを準備して同じチャンネルに合わせれば 複数の人で一つのドローンのフライト映像を楽しむこともできます
DJI O3 Air Unit/DJI Digital FPV system
2022年秋登場
DJI社が DJI AVATA FPVドローン 向けに開発したデジタルFPVシステムです
ゴーグルに表示するライブ画像の解像度は 1080p/100fps
電波到達距離は10km
ただしDJI FPV Goggles V2使用時には810p/120fpsとなります
信号強度や距離に応じて画面更新速度が変わる可変レイテンシで 最大フレームレートは810p/120fpsです
ゴーグルにはDVR機能を搭載
VTX/Air Unit にも録画機能を搭載し 録画解像度は
4K@50/60fps
2.7K@50/60fps
1080p@50/60fps (16:9) または 2.7K@50/60fps
1080p@50fps/60fps (4:3)
VTXには20GBの録画用メモリを内蔵し また最大 256GBのmicroSDをセット可能です
カメラにはジャイロが搭載されており VTXに搭載されたメモリへの録画では 画像安定化技術 Rocksteady で画像のブレを抑えることができます
Betaflight OSDをフルサポートしています
使用前にVTXとゴーグルのバインド操作が必要です
ゴーグルとVTX/Air Unit のバインド方法
最初にパソコンを使って DJIが提供するフリーソフト"DJI Assistant 2/FPVバージョン" を使って あるいはスマートフォンでDJI Flyアプリを使って ゴーグルとAir Unitをアクティベーションしておく必要があります
また ファームウェアを最新版にアップデートしておきます
ただしDJI FPV Goggles V2をアップデートするには ゴーグルの設定メニューでデバイスとして「DJI FPV」を選択しておく必要があります
つづいてゴーグルのメニューでデバイスとして「DJI O3 Air Unit」を選択します
このゴーグル/受信機は送信も行うので ゴーグルの電源をONにする前に ゴーグルにアンテナを取り付けておく必要があります
ゴーグルとVTXの電源を入れ まずゴーグルのLINKボタンを 先の細いピンなどで押します
するとゴーグルがビープ音を発し リンクモードになります
VTXが起動すると LEDが緑色に点灯します
そこでVTXのLINK/power ボタンを押します
リンクに成功するとゴーグルのビープ音が停止します
Ww
Walksnail
Quadrotor/Quadcopter/Multicoptor/ドローンに使われている Digital VTX